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Factory's view - 工場の風景 -
>> バックナンバー
2006.12.28
 
◆取材協力
株式会社ホワイトウイングス・リフレサービス事業部(静岡県静岡市)
サービスHP: http://www.futonmaruarai.com/
 
全国から集まった布団・布団・布団……。
ここは「布団丸洗いの達人」がいる、日本でも指折りの布団専門クリーニング工場です。

「布団の丸洗いを通じて、社会に貢献したい」と微笑む工場責任者の深澤辰明さんに、布団クリーニングのAtoZを伺いました。
 
元気いっぱいのスタッフが、使命感をもって布団クリーニングを担当。最近は下着やタオルのような普段お使いの洗濯物を定額制でお洗濯するシステム「私物洗濯・アグネットシステム」も開始、より社会貢献を意識したクリーニングも新展開中。


   リフレサービス:
   http://www.futonmaruarai.com/

   私物洗い アグネットシステム:
   http://www.whitewings.co.jp/brand/ag.html
 
 
◆布団は天日干しできれいにならない!

昔から布団の日常のお手入れといえば、お天気がいい日の天日干し。
一日お日様を浴びたお布団は、ふかふか、とてもいい気持ち……と思いきや、ほんとうはそうではないのです。

布団の中綿に染みこんだ汗など水分の汚れ、ダニやダニの死骸・フン、そして人の皮脂などの脂汚れ。
何一つ、天日干しでは解決していません。

いまや、半年に一回の布団丸洗いは健康生活の常識とされています。
中綿までしっかりと洗浄すれば、ダニなどのアレルゲンは除去。
芯まで清潔な布団によみがえります。
 
◆布団は水で丸洗い! ドライマークの布団も大丈夫

中綿までしっかり洗浄するためには、水洗いが一番!
ドライマークがついた布団も、水洗いで問題ないそうです。

そして布団のクリーニングは、洋服のクリーニングとはかなり異なります。
まず前処理で、たんぱく質の汚れを落とします。
その後、布団をす巻きにしてクリーニング。
布団専用のクリーニング機械で洗います。
脱水とすすぎを最低でも3回繰り返すため、5トンの水が必要だそうです。

中綿が綿なら、50度の水で20分……など、素材に合わせて洗浄方法を変えてクリーニングします。

中綿を保護するために、す巻きにして洗う。中綿までしっかり洗浄することで、ダニはもちろん、ダニの死骸やフンなどアレルゲンを徹底除去。
   
右が10年洗っていない布団を洗った後の洗浄液。左は「5年もの」。表面からは汚れが見えなくても、中綿には長年の汚れが染み付いている証拠。
 
◆布団丸洗いは乾燥がキモ!

さあ、洗いあがったお布団。
脱水したとはいえ、中綿の綿や羽毛は、すすぎのときの水を含んで湿っています。

ここで問題になるのが、その「すすぎのときの水」。
すすぎ水は、どんなに水を替えても、多少の洗剤成分が残ってしまうのです。

そこで登場するのが、平面乾燥の機械です。
強力なバキューム吸引ですすぎ水を可能な限り除去。
実に約95%の水分が飛びます。

さらにこの後、プロの技。
今度はタンブリング乾燥(まわしながら乾燥)し、ふっくらと布団の綿をほぐすのです。
素材にあわせ最適な復元となるように、微調整も欠かしません。
 
   
布団の乾燥だけのために開発された、専用の熱風を送り込む大型平面乾燥機。
上から熱風を当てて、下ではその熱風や湿気を吸い込む仕組みで、すばやく中綿を乾燥させる。
購入したばかりのときのように、綿をモコモコに復元するためのタンブリング乾燥機。
 
◆要望に応じて真空パック

さあ、これで布団クリーニングは完了……ではないのです。
スペシャル仕上げがひとつあるそうです。
それはお客様のご要望によって行う、「真空パック」。
専用のプロ用機械で、布団はあっという間にぺちゃんこに。

「せっかくふっくら仕上げたのに、こんなにぺちゃんこにしてしまって」なんて、心配はご無用です。
封をあけ、通風すればすぐに元通りになります。

収納スペースの軽減だけではなく、押入れにしまったときのカビや虫の防止にも最適。
リピーターが多い、人気の仕上げです。

「お布団、特に敷布団は下着と同じ。1年も2年も同じ下着をはく人はいませんよね。布団だって同じです。しかも毎日数時間は密着している布団ですから、ぜひ半年に1回は布団クリーニングをしてほしいですね」(深澤さん)

深澤さんのご子息は重症のアトピーで、お布団に入るとかきむしって大変だったとか。
しかし布団クリーニングをすることで、かなり改善したそうです。
そんな経験からも、布団クリーニングの習慣化を全国に広めたい……深澤さんをはじめスタッフの皆さんは、そう願っています。

その願いは、確実にお客様に届いているようです。
工場には、「布団クリーニングしてよかった!」といったお手紙が届きます。
それらお客様の声は、スタッフの皆さんの宝物になっているそうです。
 
 
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